彩鳳舞丹霄(さいほうたんしょうにまう)
乙巳の新しい年を迎えました。
私どもの稽古場では1月18日に御初釜を行い一年の計を確認し合いました。
社中の皆々は着物を着る事も稽古の一つと、一生懸命練習した成果が現れていました。
昨年は2人の方がお家元から表千家講師に任ぜられました。後輩の方々も先輩にならい一生懸命稽古に励んでおります。
私自身は昨年表千家同門会第84回全国大会福島大会に参加させていただく事ができました。
麟閣の床に掛けられた
「少庵召出状」
と対面し、而妙斎宗匠の揮毫された扁額を拝見し、その歴史に思いを馳せると、表千家流茶道を学べる事に更なる誇りを思ったしだいです。
自らも稽古に励みつつ、茶道文化の継承者の育成に力を注いでいきたいと思っております。
春来草自生
庭の片隅に春の兆しをみつけました。
中川宗穂
嘉辰令月
新年明けましておめでとうございます。
正月から北陸では大きな地震があり
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
今年は甲辰の年、60年に一度の辰年になります。
辰という字を辞書で調べますと、十二支の第5位、
方位では東南東、月では陰暦三月、動物では竜(辰)
時刻、日等様々な字義があることを知ります。
14代而妙斎宗匠は新年のご挨拶の中で
「嘉辰令月」というお言葉を使われておりました。
辰年にふさわしい美しい4文字です。
久田尋牛斎宗匠はべっ甲の茶杓に「嘉辰令月」という銘をつけておられます。
私どもの稽古場でも、龍と辰にあやかり
気運の高まることを願い嘉辰令月に初釜を行いました。
昨年はコロナとの共存生活を余儀なくされておりましたので、
飯後の茶事(菓子茶事)で行いました。その時、次の年は、
是非点心付で行いたいと強く思いました。
今年は幸いコロナも5類に収まり、注意しながらコロナ前の
日常が送れる様になってまいりました。
手作りの大徳寺弁当、煮物椀で社中の方々と祝膳を囲み
楽しい二刻を過ごすことができました。
10代から70代まで三世代の家族が集う様なお正月になりました。
湯も良く沸き松風を聴きながら、芳しい薫りのたつなか美味しくな~れと
念じ島台茶碗に濃茶を練りました。
お薄は和やかに各々に似合った茶碗で点てました。
くじ当たりを楽しみ最後は記念撮影をしてお開きとなりました。
社中の方々が帰られた後、その笑顔を思い出し一期一会を大切にする気持を
新たにし、独坐観念したところでございます。
寄付
本席
春来草自生
今年も貝母の芽が出てきております。
中川宗穂
初春のお慶びを申し上げます
私どもの稽古場では
令和5年1月22日(旧暦1月1日)にお初釜を行いました。
コロナとの共存生活にもだいぶ慣れてまいりました。
マスク、換気、手指消毒等感染症対策を行いながら、日々の稽古もしておりますが、
今回のお初釜も飯後の茶事の形をとり、全員揃って行う事が出来ました。
当日は初春の陽射しの中穏やかに楽しく
初座の挨拶から始まり、初炭、濃茶(各服点て)、薄茶、福引と行いました。
着慣れないお着物に頑張って挑戦するお弟子さんもおり、とても愛おしく思いました。
最後は皆様笑顔で記念撮影。
来年の事を言うと笑われますが、来年のお初釜は点心付きにしたいと強く思ったところです。
寒波の中、春の訪れを告げる貝母の芽が
こんなに沢山出てきてくれています。
中川宗穂
桃の節句
我が家の庭では、今、万作(マンサク)の花が満開となっております。
草花も福寿草、貝母(バイモ)
寒芍薬、蕗の薹等が顔を覗かせ始めています。
オミクロン株の特性も徐々に解明されてきており、2月よりマスク、消毒、換気、人数制限等に配慮し、お道具の使い方にも最大限の注意を払いながら、月に2回ほど対面での稽古を始めております。
迎春
新しい年を迎えました。
今年は三十六年に一度の五黄の寅年にあたります。
龍吟雲起(りゅうぎんずればくもおこり)
乕嘯風生(とらうそぶけばかぜしょうず)
皆様のご活躍を祈念致します。
予定しておりました初釜はオミクロン株の急激な感染拡大により残念ながら中止とせざるを得ませんでした。
昨年同様家族で行いました。
謹賀新年
特別な一年を過ごし、新しい年を迎えました。
今年は丑年です。十牛図の教えに習い、「己」を探すことを心がけ暮らしたいと思っています。
昨年の初釜は賑やかに社中の皆様と共に行えましたが、今年はそれが許されない状況です。
「一期一会」「独座観念」と昨年の初釜を終えた後、私は思ったものでした。
人との関りに制限はありますが、今、我家の庭にはメジロの
初春の陽が眩しいほどに射し、自然との関りには何も特別な事は起きておりません。
今年の初釜は家族と出来る範囲で行いました。
*熨斗押:あきる野産獅子柚子
- お軸 -
春入千林処々鶯
- 花入 -
青竹 自作
- 花 -
雲龍柳 椿(白玉、西王母) 蠟梅
- 香合 -
ブリブリ香合 宗廣作
- 釜 -
阿弥陀堂 浄清作
- 水指・建水 杓立 蓋置 -
金襴手萌黄皆具 利昇窯
- 茶入 -
信楽焼 直方作 仕服:笹蔓緞子
- 茶碗 -
島台 和楽作
- 茶杓 -
銘「祐啄」 誡堂作
- 菓子器 -
即中斉好独楽食籠
- 菓子 -
宝満山(太宰府 梅園)
昨年の11月から月2回のペースで共有できる場としてZooMでお稽古をしております。
今年も2月から行っていきたいと思っております。
今年も宜しくお願い致します。
中川宗穂
秋の茶〜名残
早いもので10月に入り今年も余すところ2ヶ月余となりました。新型コロナウィルス感染症の影響でお稽古が出来ないまま8ヶ月が過ぎようとしております。社中の皆様とご一緒のお稽古ができない事はとても残念なことです。
しかし、出来ないことを嘆いていても仕方がありません。
今の私を元気付けてくれているのは、自然の移ろいです。
・楽しみは朝起きいでて昨日まで
無かりし花の咲ける見る時
(橘 曙見) 江戸末期歌人
食欲旺盛な虫対策をして花を見るまでは大変ではあるのですが
・月も雲間の無きは嫌にて候う
(村田 珠光) 侘茶の祖
夜のウォーキング中、月の満ち欠は楽しみです、色も色々です
最近のお庭の花をご覧下さい。
金水引
木槿(底紅)
白木槿(祇園守り)
秋海棠
杜鵑
桔梗
蓮華升麻
秋明菊(貴船菊)
秋明菊(ダイアナ種、貴船菊)
霜柱
見返り草(咲き始めました)
浜菊(吹上菊)
天然忌(てんねんき)
9月13日は天然忌の日(七代目如心斎の命日)です。
「天然」は
花月の式にはじまる「
如心斎は「死後、像を許さず」と遺言しており、
円相に道号の「天然」と書き添えた一幅を画像に代えて残したと伝えられています。
お家元では9月13日、この一幅を掛け青磁の算木の花入に白の芙蓉の花をお供えし現下の状況をふまえ内々でお茶でとうが営まれたそうです。
我家では「彼岸の入りの日」9月19日に大きな白い芙蓉が咲いてくれましたので、春の利休忌同様、社中の皆様とご一緒の気持ちで、独り花を供え、お茶とう※を致しました。
※お茶とう:仏前に茶を献じること
お稽古ではお茶とうの後は如心斎が大変なご苦労のもと考案された七事式(花月、且座、一二三、数茶、茶カブキ、回り花、花寄せ、回り炭)の中から、且座や花寄せを致します。
且座の式は茶の湯で行う、花、炭、香、濃茶、薄茶を主客5人でそれぞれ分担して行う式法です。
花 正客
炭 次客
香 三客
濃茶 東(亭主)
薄茶 半東(亭主の補佐役)
炭の時香は焚かず、三客が聴き香炉に香を焚き正客より順に香を聞いては回していきます。来年は社中の方々と是非ご一緒に出来ることを願いながら、その様子の一部を写真に収めました。かおりをお届け出来ないのが残念です。
(香木:頂上白檀 鳩居堂)
名残(なごり)
10月は茶の湯では名残と呼ばれます。
昨年11月に茶壺の口封を切り(口切)使い始めた茶も、もう残り少なくなり、茶の名残が惜しまれるからだそうです。(今では、いつでも簡単に美味しいお茶が手に入りますが)
また、庭の草木は春から夏に沢山の花を咲かせておりましたが、暑い夏を乗り越え(今年の暑さでは葉がやけたりしましたが)食欲旺盛な虫に葉を食べられたりしながらも僅かに咲き残っている残花をみると、もの寂しい想いにかられます。
空気はといえば少し冷んやりしてきて、まさに詫びの趣の深まりを感じます。
この名残には茶室(広間)の設は、風炉・中置となります。風炉は唐銅眉風炉から鉄の前欠きに、釜も大きくなり畳の中央に据えます。逆に水指は風炉のかげに置き、客に火を少し近付ける構えになります。
- 軸 -
掬水月在手(弄花香満衣と対句)
何か行動を起こすことで、はじめて結果が得られる。拱手傍観はいけない。自然を愛する心情の大切さをといた禅語です。
- 花入 -
宗全籠
- 花 -
残花(ススキ、木槿(祇園守り)桔梗、秋海棠、杜鵑、藤袴、粟花)
- 風炉 -
丸釜風炉
- 釜 -
丸釜
- 水指 -
萩焼 梔子(クチナシ)
細水指
「型は心にひびかせるためにある」
三代元伯
茶道における型とは、茶を点てる点前、その茶をいただく上での約束事。
お仲間と集い楽しい稽古は出来ない状況ですが、出来る様になった時、主と客が型を交わしあい心にひびくように、こんな時ですから、型を頭で覚えるだけでなく薄茶を繰り返し点てて身に付けましょう。服紗は身近なところに置き、少しの時間でも触れるようにしましょう。
「
庭の柚子は未だ青々しておりますが、来月立冬の頃には黄ばみ始め、利休さんの教えのように開炉の時期をむかえます。
中川宗穂
夏越の祓(なごしのはらえ)
6月30日今年も半年が過ぎました。3月より感染症拡大予防の為お稽古の自粛を余儀なくされております。
例年、全国各地の神社では夏越の祓えの神事が行われ、「水無月の夏越の祓をする人は千歳の命延ぶという」と唱えながら茅の輪をくぐり厄除けを願う伝統行事が行われます。このコロナ禍の中、皆、願う気持ちはひとしおです。
京都の祇園祭も疫病を鎮め無病息災を祈念することから始まった行事です。しかし、残念ながら今年は山鉾巡行等の祭りは中止となり四条御旅所にて厄災除去の祈りを捧げるにとどめるとのことです。
古来人類は常に疫病と戦い続け、今まさに私達はその渦中に居ることになります。
社中の方々との稽古は出来ず、寂しい限りですが、庭を見れば何事もなかったかのように草花が次々に花を咲かせてくれています。
初夏から夏の花です。
白の蛍袋
河原撫子
泡盛升麻
山紫陽花
京鹿子
唐松草
仙翁(赤)
岩菲仙翁(白)
半夏生
木葉の随菜にアオスジアゲハ
「花無心招蝶 蝶無心尋花」
(はなはむしんにして ちょうをまねき
ちょうはむしんにして はなをたずねる)
「良寛詩集」
利休居士は柚子に白い花がつく頃に炉から風炉に設えをかえたといわれています。
私もこの花達に背中を押されて、稽古場の炉を閉じ、炉の灰の始末をし、風炉の灰型を造り釜をかけました。
久しぶりの風炉釜の煮えを確かめ、音を聴き安堵いたしました。
お軸は?
竹葉々起清風(たけ ようよう せいふうを おこす)足立泰道叟の御筆になります
お花は?
白の岩菲、赤の仙翁、縞葦です
お菓子も美味しく頂戴いたしました?
水無月です(手作り)
茶器は?
四滴茶入の一つで「水滴」です
お茶杓のご銘は?
岩清水です
6月30日に水無月を頂き一年の残り半分の無病息災を祈念いたしました。
皆様どうぞご自愛下さい。
中川宗穂
お稽古自粛
あきる野表千家茶道教室では新型コロナウイルスの感染拡大にともない三月からお稽古は自粛しております。
この時期、日本は様々な花が咲き誇り一年の中で最も美しい季節です。
まさに 不審花開今日春 です
三月の利休忌には、菜の花を供え独り
お茶とうを致しました。


今まさに我家の草や木も花開いてくれていますが残念ながら社中の方々と共に集い楽しむことが出来ません。
門の脇の利休梅は満開です。庭には白山木、リュウキンカ、タイツリソウ、
シャガ、黄山吹、白山吹、黒侘助等が咲いています。
御覧下さい。








例年この時期は釣釜に抱清棚や旅箪笥でのお点前のお稽古を致します。
今回釣釜に抱清棚で薄茶を点てる間の茶室における音をビデオに収めましたので耳を傾けてみて下さい。
釜のにえの音、湯を注ぐ音、茶筅の音、水を注ぐ音、静けさの中での音を収めています。(注:薄茶の点前全てを収録したものではありません)


「茶の湯の楽しみというものは平穏な日常の上にこそ成り立つものだということをあらためて感じます」と猶有斎宗匠は同門四月号で述べておられます。
暫くの間お稽古の自粛をせざるを得ない状況が続きますが、一日も早く平穏な日が戻ることを祈るばかりです。
来月はもう風炉の季節になります。
皆様どうぞご自愛下さい。
中川宗穂
お初釜






令和2年庚子の初春を迎え、昨年と同じように私たちの稽古場では初釜を行いました。
この日あきる野は外では小雪が舞っておりました。なんと趣のあるお茶の神様のお計らい。
室内は、炉の炭火、釜の煮える熱、八畳広間に座したお弟子さん達の体温でエアコンの暖房は必要ありませんでした。
今年は、長板に寄せ皆具で行いました。
【お 軸】 春入千林処々鶯
【花 入】 青竹 自作
【 花 】 椿(太郎冠者 白玉) 蠟梅
雲龍柳
【水 指】 摸赤絵万歴升水指(竹泉造)
龍が水指の中に潜んでいます。
神獣 龍は秋に天から降りて
淵に潜み春に天に昇るとか…。
初炭を炭台・紙釜敷ですませ「時刻ですので粗飯を差し上げます。」で大徳寺弁当と煮物椀(カニ真丈)の点心。
続いて濃茶のお菓子「常磐饅頭」を頂いて中立。
大・小・中・中・大の喚鐘で後座が始まりました。
静寂のなか、濃茶(特別挽上 楽寿の昔 柳桜園)を島台茶碗で5名様分、6名様分と”美味くな~れ”の呪文を心の中で呟きながら一生懸命練りました。
薄茶(珠の白)は干菓子「千代の春」岬屋製をいただきながら和やかに。
大きな丹頂鶴の麩焼せんべいがとても愛らしいです。
初めての方も先輩方が両脇で支えるなか三時間ほどで茶事は終わりました。
最後はささやかな福引で「福、禄、寿、神」を決め ”今年一年楽しみましょう”ということでお開きとなりました。
その後、皆様思い思いに着物姿で記念撮影などをして和やかに一日が終わりました。
帰るころには雪も止んでくれていました。
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緑さすころ



庭の柚子の木に真っ白い蕾が付き、初風炉の時候が廻ってまいりました。
私共の稽古場では炉を塞ぎ丸釜風炉を据えました。
お軸は「薫風自南来」、花入れは「鯉耳付高砂花入れ」(鯉も高砂も縁起の良いものとされています)お花は庭に沢山咲いてくれた菖蒲を入れました。
お菓子は「カーネーション」の練切です。
端午の節句の祝いと母の日の感謝を込めた趣向です。
これから柚子の実が黄ばむ頃まで風炉でのお稽古をしてまいります。
小学生の頃から続けている高校生の生徒さんはこの度「茶通箱」のお許しを頂きました。
皆様ご自分のペースで楽しくお稽古をしております。
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お初釜




平成最後に迎えた ”己猪”の初春
私たちの稽古場では1月12日(土)初釜を行いました。
初座席入
|
初炭
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点心・主菓子
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中立
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後座席入
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濃茶
|
薄茶
と約2時間半ほどかけての初釜稽古でした
皆さん普段着慣れない和服で、また六年生のお弟子さんも最後までよく頑張りました。
日頃のお稽古で皆が一緒になることはありませんが、旧知の間柄のように和やかに接している様子を
見ていると=茶事の持つ力=を感じました。
お軸は =春入千林処々鶯=
お花は庭の椿(曙、白玉)、蠟梅、近所の植木屋さんに頂いた柳を結んだもの。花入れは青竹を切り、花釘用の穴を
開けた自作です。
点心は信玄弁当に煮物椀、主菓子はお家元のお初釜に倣って常磐饅頭、干菓子は岬屋さんの千代の春
濃茶は柳桜園の祥雲の昔、薄茶は珠の白です。
島台でお濃茶を練る時は自然に皆様もシーンと静まりかえる中、私は高校生のお弟子さんから伝え聞いた呪文
”美味しくなーれ、美味しくなーれ”を心の中で呟きながら二椀の濃茶をねりました。
最後の薄茶はベテランのお弟子さんに点てていただき、和やかに会を終える事が出来ました。
一 座 建 立
良いスタートが出来たこの年初め、皆様とご一緒に茶道のある生活を楽しみたいと思います。
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【お初釜】
お初釜とは、新年に開くお祝いのお茶事です。一般的に1月10日前後に行われます。お家元で開かれる大きなものから、個々で行われるものまで、規模は様々です。
懐石料理または点心―濃茶―薄茶という流れで、半日(4時間)ほどかけて過ごします。
ホームページをリニューアル

自宅にお稽古場を設けて早や三年が経ちました。
より多くの方に利用していただきやすようホームページを改めたところです。
猛暑に見舞われた今年の夏ですが、
立秋を過ぎた頃より空を見上げれば
秋の雲が見られるようになりました。
師走には黄色く実る庭の柚子もまだ緑で小粒です。
昨今の慌ただしい社会の中に於いても
自分のライフスタイルの中に茶道を
という想いの方々とお稽古しております。
どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
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初風炉

木々の若葉が輝きを放つ季節。
暦のうえでは五月の六日前後が立夏とされ、
この日を目安に炉を閉じ風炉に変えます。
今年は五月五日が立夏となっております。
私どもの稽古場も半年間使った炉をしめて
風炉を畳の上に据えました。
諸々のお道具も風炉用に変え、
これから半年間風炉の点前のいろいろを
稽古してまいります。
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南宗寺 献茶式

四月二十七日大阪堺市の南宗寺に於て
二月二十八日表千家十五代家元を襲名された猶有斎宗匠によって献茶が御奉仕されました。
南宗寺は武野紹鴎、千利休が修業をした茶人にとって縁の寺であることから、一度は訪れてみたいと思っておりましたので、この度お献茶式に参列させていただきました。
真台子でのお点前の様子を間近で拝見させていただき、脈々と受け継がれていく茶の湯文化に携われていることを誇りに思い、更なる精進の気持ちを抱いたところです。
立春

早いもので初釜を終え、もう立春を迎える頃となりました。
東京も記録的大雪にみまわれましたが、そんな中でも花は蕾を膨らませ、花開き、良い香りを届けてくれます。
「一花開天下春」
ささやかな稽古場ですが、お稽古によって皆様に和やかな心持になっていただけたらと思いつつ、私自身も稽古に励んでおります。
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開炉

11月に入り我家の庭の柚子も色づき始めました。
利休さんの頃は柚子が色づくのを目安に炉開きをしたそうです。
今では暦の立冬の頃を目安に炉開きを致しますが、
今年は立冬に柚子が丁度良い色合いになってくれました。
私共のお稽古場も炉開きを致しました。
来年の立夏の頃まで炉でのお稽古を致します。
お問い合わせはこちら
風炉

緑の中をわたる風が爽やかな頃となりました。
立夏の頃を目安に茶室のしつらえは炉から風炉へと替えます。
お稽古場も立冬の頃まで風炉でのお稽古になります。
お稽古を始めるのも風炉からが比較的入りやすい様です。
中学生、高校生の方大歓迎です。
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謹賀新年

新しいお仲間を迎えての二年目が始まります。
庭の椿も今年は早くから咲きはじめ、鳥たちも花びらや蜜を求めて毎日訪れております。
「花無心招蝶 蝶無心尋花」
水屋の事、お点前の事、お客様の作法等楽しくお稽古してまいりたいと思っております。
講師の紹介はこちら
新たな年を迎えました。

今年も庭に蝋梅やツバキが楽しめる季節になりました。
蝋梅は香りが良く正に「弄花香満衣」です。
お茶のお稽古を通して花や自然に目を向け、時には自分で花を摘み生け、一服の茶を味わってみては如何でしょうか。
講師の紹介やお庭の様子などの詳細は、こちらの講師紹介のページからもご覧いただけます。
また、お教室の場所などの詳細はこちらの教室案内でご覧いただけます。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
新たな気持ちで一緒にお稽古しませんか?
お待ちしております。
ホームページを公開しました。

東京都あきる野市表千家茶道教室のホームページを公開しました。
私、中川宗穂は自宅でお庭に茶花を育てながら、茶道に勤しんで居ります。
ご興味のある方は是非ご遠慮なくお問合せください。